G. O. A. T. とは
やぎの Goat と同じようにゴウトと発音しますが、この GOAT はどういう意味でしょうか。
私が初めてこの言葉を聞いたのがいつだったか忘れましたが、ニュースになっていて記憶にあるのは2021年の東京オリンピック前の体操の競技会でシモーン・バイルス選手がレオタードに GOAT と袖に印をつけた、というようなことを言っていた時でした。
よく聞くとやぎの頭をラインストーン(rhinestoneというのはダイヤモンドのようにきらきらした偽物の宝石で、レオタードに飾りをつけるのに使われる)で形どったものを肩のところにつけた、というニュースでした。(こちらのピープルマガジンのサイトを見ると実際のデザインが見られます。)
バイルス選手は体操で素晴らしい記録を持っている選手です。
そして本題の GOATとは “The Greatest of All Time” のことを意味します。つまり歴代最強、史上最高ということですね。
東京オリンピックでは残念ながらメンタルの問題で期待される演技はなかったですが、難易度を落としても平均台で銅メダルを取ったというのはやはりさすがですね。
最近結婚されて、また競技に戻るという報道もされているので、まだもう少し活躍が見られるのかもしれないですね。
GOAT は主にこのようにスポーツ選手に対して使われることが多いですが、ミュージシャンやその他の分野でも使われています。
元々は1990年代にボクシングのモハメッド・アリ選手に対して使われたのが最初のようです。(https://www.dictionary.com/e/slang/g-o-a-t/参照)
こちらのサイトで GOAT の例が10人挙げられています。
- 前述の体操のシモーン・バイルス選手
- 歌手のビヨンセ
- 韓国のBTS
- 陸上のアリソン・フェリックス選手
- 歌手のテイラー・スイフト
- 人権活動家のマララ・ユスフザイさん
- 歌手のニッキー・ミナージュ
- 女優のラバーン・コックス
- コメディアンのティグ・ノタロ
- 歌手のリハナ
スポーツ選手でいえばルブロン・ジェームス、マイケル・ジョーダン、ウィリアムズ姉妹、メッシ、ロナウド、マイケル・フェルプスなど色々もっといるような気がしますね。歌ではビートルズ、エルビス・プレスリー、マイケル・ジャクソンなども GOAT ですね。
大リーグ、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平さんも既に GOAT の仲間入りをしていると思います。
Photo by Ray Aucott on Unsplash